今の日本は人口が減っています。昨年1年間でざっと和歌山県と同じ人口が減りました。1県まるごと減るというのを目の当たりにすると衝撃的かもしれません。ただ、少しずつ減っている場合は、人間は感じない。あー近くあったスーパーがなくなったなぁとか、公共交通機関の便数が減ったな、ということを感じたら、まさしく人口減少が原因、と思ってください。
わたしたちは、日常を無事に過ごすことで、こういった社会的スケールの大きい問題を見落とすことがあります。ではいまから人口を増やすことはできるのでしょうか。手を打つには遅くはないけど、V字回復というのはむずかしいと思います。どこも人手不足と言いますが、最近では求人を募集しても働き手が来ないケースもあります。特に若い人は奪い合いのような現状が伺われます。
生産年齢人口は15歳から64歳の年齢幅を指しますが、とにかく減っていることは将来の産業構造にも大きく影響を与えます。どうしたら働き手を集めるのか、より、今働いている方々にいつまで働いてもらうのか、を考える瀬戸際にきているのではないでしょうか。70歳定年、いやっ、75歳定年がそこまで来ています、!(^^)!。