「ダイバーシティ(多様性)」とは、性別、年齢、人種、国籍、宗教、障害の有無、性的指向、価値観、働き方など、人々のさまざまな違いを尊重し認める考え方を指します。組織や社会において、こうした多様な背景や特性を持つ人々が存在すること自体を前向きにとらえ、「違いがあること」が価値であるとする姿勢です。
一方、「インクルーシブ(包摂)」または「インクルージョン」は、そのように多様な人々が実際に受け入れられ、尊重され、安心して参加・活躍できる状態や仕組みをつくることを意味します。単に多様な人がいるだけでなく、その多様性が生かされ、誰もが居場所を感じられるようにすることが重視されます。
ダイバーシティは、「いろいろな人が同じパーティーに招かれていること」。
インクルーシブは、「そのパーティーで、みんなが踊ることに誘われて楽しめていること」。
「ダイバーシティ」は“違いがある状態”を指し、「インクルーシブ」は“その違いを受け入れて活かす行動や環境”を指します。両者はセットで語られることが多く、「多様性を認める(ダイバーシティ)」だけでは不十分で、それを社会の中でどう機能させるか(インクルーシブ)が重要とされているのです。よんくるは、インクルーシブをより目指したいですね、!(^^)!