前回は「個人化」についてお話しました。個人化によって自発的孤立を選ぶ生き方もあると思いますが、逆に望まない孤立・孤独も生まれます。
わたしたちは、行き過ぎた個人化によって、そうした望まない孤立・孤独に陥った人々に手を差し伸べることも考えなくてはなりません。先日、「おにぎりの会」という非営利の団体がよんくるの場所を利用して、食事提供をして頂きました。来て頂いた方々はみんな嬉しそうで、スタッフのみなさんとも明るく交流されていました。
そんな姿をみていると、社会的孤立予防には、ごはんを一緒に食べるだけで少し解消されるのかも、と思いました。こども食堂や若者の居場所づくりなど、最近はそういった活動が盛んになってきましたが、よんくるも先へ先へと社会的孤立という問題解決に向けて頑張っていきたいと考えています。