集団凝集性と生産性との関係
チームは集団で、ワークは働くことなので、チームワークとは集団で働くことになります。チームワークが良いと、生産性が上がる、良い結果に結びつきやすい、と言われます。
集団凝集性は仲良しグループとは違う
これを「集団凝集性」と言います。集団凝集性が高いと、個々にも良い影響をもたらし、やる気や優れたパフォーマンスを発揮します。また、情報の共有は、コミュニケーションが円滑に図られるため、トラブルも少ないとされています。
ただ、「仲良し」とは違います。仲良しは、相互依存や生産に対する手抜きが行われるなど、ネガティブな要素が高くなります。友達と仲良くする、と教えられた来たわたしたちにとって、カイシャやガッコウで、何かを成し遂げる、試合で勝つ、という時にときにこの仲良しという概念が邪魔をすることがあります。厳しいことも言い合える、そういう関係性が必要なのでしょう。
規範も必要
集団凝集性には、もちろん個々を尊重するのですが、だれかが間違っているときは、集団規範というものによって修正できます。集団規範というのは、グループでのルールみたいなもので、暗黙の了解のようなものもありますし、キャッチフレーズのような合言葉のようなものもあります。
チームで仕事されている方はたくさんいるかと思いますが、集団凝集性の本質を知ることで良い結果が得られると考えています。