どの業界もこれから人出が足りない
2024年問題
2024年問題というのがあります。ざっくり言いますと長距離トラック等の運転手さんの労働時間を規制(オーバーワークを抑止)するもので、今ではネットショッピングで買物した物が翌日には届く、というのが当たり前の時代になりましたが、運送を担うドライバーが相対的に労働時間が抑制されることと、高齢化によって担い手が益々不足することによって、翌日のお届けが翌週くらいになるかもしれない、ということが言われています。食品だと1週間後はちょっときついですよね,汗。
生産年齢人口
これは、物流業界だけでなく、医療や介護、そして住宅や飲食など、様々な業界における共通の問題です。生産年齢人口の上昇が見込めない今、慢性的な人出不足が続くと予想されます。
問題解決には、時間がかかります。生産年齢人口を増やすには、少子化をなんとかしなくてはなりません。前にもお話しましたが、その効果は20年先にしか現れません。したがって、今をどう乗り切るのか、を考えることが重要です。
必要の優先
高齢者と呼んでいいのか分かりませんが、まだまだ現役として働いて頂くか、それとも、ユーザー側が諦めるのか、色々と考えますが、ベストアンサーは中々出てきません。言えることは、そういう現実を直視し、何が必要で最も優先すべきことは何かということを明らかにすることだと思います。社会は生き物のように変化している訳で、それを捉える目を持ちたいものです。
人口が減るという事はマーケットが縮小して国力が衰え最悪、日本民族が消滅してしまうかも?何としても少子化の有効な歯止め策、定年延長策等を岸田首相に実行してもらわなければなりません。支持率低下が気になりますが…
そうならないためにも、チカラを合わせ一緒に考えましょう!