五公五民とは、江戸時代において取れた米の半分を年貢に収める制度のことです。
最近、五公五民という言葉をよく聞きます。どうも給料など収入の半分が税金やら保険料やらで引かれることを指すようです。たとえば、20万円のお給料をもらっても、半分の10万円が税・保険料が引かれると自分で使える金額は10万ということなりますね。それは、厳しい。
医療・介護、年金などの社会保障関係の話を聞くと、所得税、消費税など国民の税負担率を言われますが、それはアメリカより多くスウェーデンなどの福祉先進国家より少ない、となります。でも、保険料とて強制的に天引きされるので、それは税と同じ扱いだと解釈すれば、スウェーデンなみの負担をしていることになる訳です。負担している事に違いはないので。
でも、自分も病気になったらクリニックに行って診療してもらい薬も処方してもらいます。その時は3割負担ですので、ぁー医療保険は素晴らしい!とも思います。
全く病気やケガをせず、完全な健康な人にとっては、医療保険の保険料は高い、しかし、病気をしたり年を重ねて年金を受給するとなると、やっぱり保険料払っておいてよかった、となるのかもしれません。
その時々の自分の年齢、時代背景などによって移りゆくものなのでしょう。制度に完璧はありません。なぜなら人間がつくるものだからです。まずは困っときは助け合う社会、ここからはじまると思います。よんくるは、困ったときに立ち寄れる場所としてこれからもあり続けたいと考えています!