年明けて年度末に...
年が明けると、とたんに年度末です。入試、卒業、人事異動など、春を迎えるための準備イベントが目白押しです。最近、思うのは、なぜ日本は年度末に様々な行政的事柄が集中するのでしょうか、ということ。たとえば、審議会という会議、研修といわれる人材育成などです。
行政には予算があり、毎年度使い切ることが求められます。余ったら、次年度はその分削られることが多く、この1月2月が正念場となります。
日本は、世界でも災害の多い国です。この予算の形式だと、災害復興する前に使い切ってしまった場合、新たな補正予算を組むか、次年度予算の前倒し執行となります。つまり、復興予算を別に作らないといけない訳です。なら、余っている予算は使えばいい、となりますが、目的や名目が異なると、これが中々難しい、となります。
一度こうした仕組みを見直すことの検討をして頂けたらと思います。自由になるお金は悪ではない、のですから。