目的と目標を共有する
人間が有する共同体感覚というのは、心理学者のアドラーが提唱したものです。人間がこれほどまでに長生きする霊長類として存在するのは、集団を形成し、何かを成し遂げるために共同する感覚を身に着けたからだと言われています。つまり、ひとりでなく他者と共同することで困難に立ち向かうとか。
しかし、裏を返せば同調圧迫(集団に合わせないと自分が不利になる)という心理が働き、個人の考えが及ばなくなる可能性もある訳です。ですから、共同体感覚には、集団への心理的安全性が求められます。
何事かを成すためには、目的や目標が必要ですが、個人の弱さをまず認識し、チームや組織を形成していくプロセスが重要なのでしょう。よんくるは、みんなのよんくるとして、共同体感覚を養える場所として、存在していきたいと考えています。