医療の世界では、「診断名」と「状態名」という言葉が使われます。代表的なものが認知症です。みなさん、「認知症になったら」と言います。これは正確に言うと「認知症の状態になったら」という意味です。
診断名は、アルツハイマー型認知症など、病態に応じて様々な診断が下ります。ですから、お医者さんが書くカルテには、単に認知症とはなりません。
他に「せん妄」や「高次脳機能障害」もそうです。これらは状態名ですが、診断基準があるものもあります。なので、医療従事者でもこれが果たして診断名なのかどうかよく分からない、という場合もある訳です。
医療に関する知識を有することは、自分の健康管理にとって必要です。少しづつ勉強していきましょう!!(^^)!