少しは涼しくなりましたが、10月とはいえ半袖で過ごす日もすくなくありません。食欲、紅葉の秋はいつくるでしょうか。
日本とは逆に地球の人口はまだまだ増えていきます。気候の変化や資源の分配、そして食文化もまた大きく姿を変えつつあります。夏が長くなれば、旬と呼ばれる季節の概念も揺らぎ、伝統的な行事や暮らしのリズムにも影響が出るでしょう。
一方で、暑さが続くことで冷たい料理や保存技術が発達し、新たな「季節の楽しみ」が生まれるかもしれません。人口増加によって世界中の食材が行き交い、私たちの食卓にはこれまで馴染みのなかった味が並ぶことも増えるでしょう。
秋の実りを待つ感覚は薄れるかもしれませんが、人々が季節を感じる工夫を凝らすことで、新たな風物詩が生まれる余地もあります。たとえ気候や社会が変わっても、季節を愛おしむ心だけは変わらずにあり続けてほしいものですね。




