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心理的安全性が高い場所にいますか?

心理的安全性が高い組織・集団は、チーム凝集性(一体感のようなもの)・業務生産性が高い、と言われています。心理的安全性とは、「関連のある考えや感情について人々が気兼ねなく発言できる雰囲気を指し、チーム内でリスクのある行動をしても安全であるというチームメンバーに共有している考え」と定義されています。

つまり、職場や学校などで自分の感じた事や事柄に対する意見を自由に発言でき、個人への批判や集団からの排除に繋がらないことをみんなが分かっている、ということです。アメリカの大手IT企業などでは、こういった心理的安全性に早期から着目し、生産性の高い組織形成を行ってきました。だから、イノベーションが次々に起こるのでしょう。

一方、日本人は「空気を読む」ことを優先させることが多いので、「えっ」と思っても、これを言うとチームの輪が乱すかもしれないと感じ、ついつい言葉を飲み込んでしまいます。これは、組織・集団に対する心理的安全性が低いと言えます。逆に、心理的安全性を高めれば伸びしろがもっとある、のでは。

でも、どうやったら心理的安全性を高めることができるのか。たとえば、上司の方が「困ったことがあったらいつでも言ってきて」と部下に言っても、それをそのまま実践できる方は少ないのではないでしょうか。過去に、実際に上司に相談し「なんでそんなことが分からないの」と言われた経験があればなおさらです。

どちらかと言えば、上司の方が部下の人に「○○について教えてくれる」くらいのことが言えれば、部下の上司への安全感は各段に上がります。たとえば、インスタの使い方やゴルフの練習方法なんかでもいいと思います。仕事に直接関係のないことでも、安全感のあるコミュニケーションが増えれば、雰囲気はガラッと変わります。

一応、心理的安全性の質問項目を掲載しておきますのでお試しください。各5段階(まったく記載のとおり~まったく記載のとおりでない)で回答してもらうことで、職場の心理的安全性を測ることが可能です。Q1・Q3・Q5はスコアが低いほうが、Q2・Q4・Q6・Q7はスコアが高いほうが良いと判断します。参考値は、インターネットで検索すると出てきます。

文献

Edmondson, Amy C: Teaming: How Organizations Learn, Innovate, And Compete In The Knowledge Economy, Jossey-Bass,2012.

  1. 心理的安全性が高い低いという基準について今まで考えたことがありませんでしたが、組織で仕事していく上で、重要な要素であることを知りました。これからもよろしくお願いします。

  2. 早速、心理的安全性の質問を社内で試してみようと思います。しかし強制すると安全感は低くなってしまいそうなので、あくまでも笑顔で軽いタッチで嫌われない様にしなければ…。

  3. 心理的安全性が高い=業務生産性が高い!!!
    納得がいく気がします。自然体で、そんな組織が出来ればと思っています。

    1. コメントありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。

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